寅年のイメージ

2010年のおせち事情はどんな感じだったのでしょう。少しまとめてみました。

主流は3万円代のものから1~2万円代へ

昨年までは3万円代のものが主流と言われていた「おせち料理」も、今年は1~2万円代のものがよく動いていたようです。ネット上でもその傾向は同じでした。

不安定な経済を反映して価格は抑え気味に。核家族化が進んでいることから段数も1つ下のものを。そんななかでも、やはりお正月気分が味わえるような、例えば料亭がプロデュースした特製のおせちといったものが好まれたようです。

全体で見ると、「おせち料理」の販売個数は昨年と変わらないのに、売り上げ総額は落ち込んでしまうという現象が起きました。

2010年度の特徴は2極化

それから、2010年の特徴としては、おせち料理にも品質重視と価格重視の2極化が見られたことがあげられます。

一つは、料亭プロデュースのような豪華なものに加え、安心、安全を重視する動きがありました。国産の素材を使っているおせちや無添加のおせちに関心を寄せる方が増えているようです。

一方、ネット上では昨年から「わけあり」といった言葉が注目されてきましたが、いよいよおせちにも「訳ありおせち」が登場したようです。

凧のイメージ工場直送で職人の監修がないものや、配送事故に備えた代替え品用のストック食材を利用したもので、数量限定ではありますが価格もかなり「訳あり」価格になっています。

実店舗でも、大手スーパーでは「大量仕入れ」という特徴を生かし、容器も簡素化することで、昔ながらの4段おせちが9,000円代という破格のおせちが登場しています。